2016年04月28日
甘くなかった・・・②
①の続き。。。
2日目。五竜岳へのアタックの日。
3:00。風の音とともに雨がぼつぼつ降ってます。。。
こりゃ予報通りかな~なんて考えながら、
シュラフの中でしばらくもぞもぞしていると、
隣のテントでmon君も起きてきている様子が聞こえてきました。
ちょいとネボケつつ朝飯は~・・・と考えながら、
予定通りに行くかどうか聞いてみると、さすがmon君、
『当然行くでしょ!!』という強気の発言。
2日目。五竜岳へのアタックの日。
3:00。風の音とともに雨がぼつぼつ降ってます。。。
こりゃ予報通りかな~なんて考えながら、
シュラフの中でしばらくもぞもぞしていると、
隣のテントでmon君も起きてきている様子が聞こえてきました。
ちょいとネボケつつ朝飯は~・・・と考えながら、
予定通りに行くかどうか聞いてみると、さすがmon君、
『当然行くでしょ!!』という強気の発言。
と決まれば、準備を進めるだけ。
朝飯でなるべくカロリーの高いものを・・・と考えていたのでアップルパイと
晩飯の残りのウインナーで熱量を補給。

予報通りの天気なら『暴風雨・・・(涙)』・・・
ハードシェルを着込んで、グローブも装備して、
必要なものだけ準備してアタックです。
お互いの装備を確認して出発です♪ @4:30(予定より少し遅れた・・・)
さてさて、雨が来る前に無事に山頂までたどり着けるか!?

テント場をスタートしてすぐに、白馬の町の夜景が微かに見えます。
待ってろよ~五竜!今行くからな!!
という気合いを入れて、二人でヘッデンの明かりを頼りに進みます
まだ気温が低めで雪が締まっているので比較的歩きやすい。
あまり踏み抜くことはなく順調に進みます。
目的地の五竜岳♪

30分ほどで西遠見山を通過して白岳のとりつきへ。


ここは普通に山頂を踏んで五竜山荘に行くか、山腹をトラバースして
直接五竜山荘に行ってしまうかの2ルートありますが、
雪が締まっているので危険度が低いし時間の節約にもなるトラバースルートへ。
前日のトレースもしっかり残っているのでルート自体は心配ないのですが、
ここまでも喰らってますが、風が強い・・・(涙)
たぶんここで風速10~15m/秒くらい(汗
まだ大丈夫ですが、予報では『暴風』www
いやはや、風が強くなる前に目的を果たさねば。。。
ただ、mon君の調子がイマイチ上がらないみたい。
靴の調子がよくない?
何度か紐を結び直しています。
とりあえず五竜山荘到着~♪ @5:30

・・・が、到着と同時に、もんのすごい風が吹いてきました。
こりゃ大丈夫かな~?と、ちょいと自信が揺らいできます。。。
一度天候と状況を確認した後に先へ進むことに。
ルートの見た目はこんな感じwww

さてさて行きましょう♪
小屋を過ぎてからの稜線は岩と雪のミックスルートです。
ただ、身軽なので昨日とは違って調子がいいです。
・・・が、やっぱり予報通りにだんだん風が強くなってきます。
耐風姿勢で何度かやり過ごしますが、mon君とお互いに確認しあいながら
進んでいきます。

因みに風の音でお互いの声が聞き取りにくいため
かなり近くにいても大声でやり取り(笑)
そして風の隙間を潜り抜けて少しづつ。。。
だんだん傾斜もキツくなってきます。
こんな感じ♪

この辺りで、恐らく風速25m/秒 前後位(?)だったでしょうか。。。
中々に厳しい状況。
二人でルート状況を確認しつつ、山頂までもう少しだと思われ、
気合いで(無理せず)行けるところまで行こう!!ということに。
というワケで、風の弱くなった時を見計らって
目の前の雪斜面をキックステップ刻みながら登っていきます。

しかし、この斜面を登り、稜線にでたときに強烈な風がオサン二人に襲いかかります。
これまで同様にしばらく耐風姿勢でやり過ごしますが、かなり強烈・・・。

・・・真っ白・・・。
これ、風で一瞬体が浮きました。
地面と体の間に隙間を作らないようにしなきゃいけませんね。。。
コレ、油断したら死ねちゃうな・・・とマジで思いました。シャレにならん!
風に飛ばされたガスの合間を縫って、五竜の山頂が見えましたが、

※上のサムネイル画像と同じアングルですwww
ここから一旦コルに下って、山頂に登り返す感じになるので、
これ以上この状況下で進むのは難しいと判断して戻ることにしました。。。 @7:00

たまにガスが吹き飛ばされて見える景色は恐ろしくもあり、幻想的でもあります。
ただ、山頂を目前に悔しいですが、ここは仕方ない。
また再挑戦することで折り合いをつけて下山することに。。。

この地点で記念撮影(結構ギリギリの状況w)
※こっからは結構必死だったので小屋まで写真なしですw
しかし、戻るにしても結構な斜度なので注意が必要です。
登ったときのキックステップのトレースを辿って慎重に下ります。
一歩一歩確認して・・・と。
と、ここで先行して降りていたmon君が突然滑落!!!
落ちた瞬間、思わず叫びました(必死で何を叫んだか覚えてない。。。)
幸い、5mほどの地点でピックを打ち込み、
最悪の事態は避けられました。
本人は結構冷静に体制を立て直し、ピックを打ち込んだということでしたが
見てたこっちはそれどころじゃなくかなり焦りました。
※事後、再度考えると、事によっては致命的な滑落になっていた可能性が高い。
日頃の雪上訓練、滑落停止訓練など可能な限りやって、意識しておくことが重要です。
更に、今回はアンザイレンしていなかったのですが、それも必要だと痛感しました。
それらを使いこなす技術の向上も進めていかねば。。。
まぁ、そんな中でも気を取り直して降ります。
変わらず何度も強烈な風をやり過ごしつつですが、
体を持ってかれそうな風の中で耐風姿勢をとりつつ、
(ココでも何度か体が浮いたw)
力を込めるために大声で叫びますが、近くにいるmon君に聞こえなかったみたいw
そんな状況ですが、なんとか小屋まで辿り着きました。 @7:45
mon君は相変わらず足元の調子が良くないみたい。
つーか、むしろその状態であの環境下を歩いてたのかいっ!!
って、心の中でツッコミますwww

mon君、靴紐を結び直して出発。
・・・相変わらずの強風。
風に向かって体を預けないと吹っ飛ばされそうです。。。
更に、この辺からもう雨も結構降ってきています。。。
往路では白岳のトラバースも雪が締まっていたから大丈夫でしたが、
雨のお陰で少し緩みかけてグズグズの状態。
当面雪崩れる感じではなかったものの、早めに通過しなきゃ・・・
と思って少しスピードアップ。
周りはガスで視界は10m前後位かな・・・と。
往路のトレースを辿って。
私が先行していたのですが、ついスピードをあげすぎ、
うっかりmon君と距離が空いてしまいました。
これはいけない。。。と思ったんですが
案の定mon君にも、ホワイトアウト時は距離開けないようにな~って
注意されてまいました。。。orz
・・・ゴ・・・ゴメン・・・。
ともあれ、なんやかんやでテントまで無事到着。@9:30くらい
雨も降ってますが何はともあれ一安心です♪
1時間ほどまたーり休憩しつつ、消費したカロリー分を
改めて補給~♪
荷物も軽くなるしwww
んでその後に雨の中撤収~♪
・・・雪ならまだしも、雨撤収はやっぱり嫌ですね。。。
@10:50
相変わらず稜線沿いは強風ですが、山頂近辺の風に比べればかわいいものw
※多分10~15m/秒くらいかな?
つーか、雨予報だったのに、晴れてきてるし~(笑)
山頂付近もガスが晴れてきたのを見たら、やっぱり悔しくなってきた。


悔し紛れの記念撮影♪

帰路は順調にズンズン進み、@13:00、アルプス平到着~♪
・・・と、アレ??ゴンドラ・・・動いてないね・・・。
そりゃそうですな。あまりの強風でしたから。
リフトもゴンドラも動いてません。
そんな予感もしてましたが~www
というワケで、ここからも歩いて降りること決定(涙)
いつも滑ってたゲレンデを歩いて降りることになるとは予想外。
雪のないゲレンデを歩きつつ、@14:00 駐車場到着~♪
いや~、色々あってスリリングな山行でした~。。。
この後は温泉にはいって、道の駅でカツカレーをかっ喰らい(笑)、
長距離運転で帰るのでした~。 ・・・ネムイ・・・。
私が思うに、中々厳しい山行でしたが、色々経験できました。
後は帰ってからの子供たちの攻撃に耐える体力が・・・(笑)
耐風姿勢でやり過ごせ・・・ないね。。。
※毎度、山にいかせてくれる嫁ちゃんにも感謝です♪
またよろしく(笑)
朝飯でなるべくカロリーの高いものを・・・と考えていたのでアップルパイと
晩飯の残りのウインナーで熱量を補給。
予報通りの天気なら『暴風雨・・・(涙)』・・・
ハードシェルを着込んで、グローブも装備して、
必要なものだけ準備してアタックです。
お互いの装備を確認して出発です♪ @4:30(予定より少し遅れた・・・)
さてさて、雨が来る前に無事に山頂までたどり着けるか!?
テント場をスタートしてすぐに、白馬の町の夜景が微かに見えます。
待ってろよ~五竜!今行くからな!!
という気合いを入れて、二人でヘッデンの明かりを頼りに進みます
まだ気温が低めで雪が締まっているので比較的歩きやすい。
あまり踏み抜くことはなく順調に進みます。
目的地の五竜岳♪
30分ほどで西遠見山を通過して白岳のとりつきへ。
ここは普通に山頂を踏んで五竜山荘に行くか、山腹をトラバースして
直接五竜山荘に行ってしまうかの2ルートありますが、
雪が締まっているので危険度が低いし時間の節約にもなるトラバースルートへ。
前日のトレースもしっかり残っているのでルート自体は心配ないのですが、
ここまでも喰らってますが、風が強い・・・(涙)
たぶんここで風速10~15m/秒くらい(汗
まだ大丈夫ですが、予報では『暴風』www
いやはや、風が強くなる前に目的を果たさねば。。。
ただ、mon君の調子がイマイチ上がらないみたい。
靴の調子がよくない?
何度か紐を結び直しています。
とりあえず五竜山荘到着~♪ @5:30
・・・が、到着と同時に、もんのすごい風が吹いてきました。
こりゃ大丈夫かな~?と、ちょいと自信が揺らいできます。。。
一度天候と状況を確認した後に先へ進むことに。
ルートの見た目はこんな感じwww
さてさて行きましょう♪
小屋を過ぎてからの稜線は岩と雪のミックスルートです。
ただ、身軽なので昨日とは違って調子がいいです。
・・・が、やっぱり予報通りにだんだん風が強くなってきます。
耐風姿勢で何度かやり過ごしますが、mon君とお互いに確認しあいながら
進んでいきます。
因みに風の音でお互いの声が聞き取りにくいため
かなり近くにいても大声でやり取り(笑)
そして風の隙間を潜り抜けて少しづつ。。。
だんだん傾斜もキツくなってきます。
こんな感じ♪
この辺りで、恐らく風速25m/秒 前後位(?)だったでしょうか。。。
中々に厳しい状況。
二人でルート状況を確認しつつ、山頂までもう少しだと思われ、
気合いで(無理せず)行けるところまで行こう!!ということに。
というワケで、風の弱くなった時を見計らって
目の前の雪斜面をキックステップ刻みながら登っていきます。
しかし、この斜面を登り、稜線にでたときに強烈な風がオサン二人に襲いかかります。
これまで同様にしばらく耐風姿勢でやり過ごしますが、かなり強烈・・・。
・・・真っ白・・・。
これ、風で一瞬体が浮きました。
地面と体の間に隙間を作らないようにしなきゃいけませんね。。。
コレ、油断したら死ねちゃうな・・・とマジで思いました。シャレにならん!
風に飛ばされたガスの合間を縫って、五竜の山頂が見えましたが、
※上のサムネイル画像と同じアングルですwww
ここから一旦コルに下って、山頂に登り返す感じになるので、
これ以上この状況下で進むのは難しいと判断して戻ることにしました。。。 @7:00
たまにガスが吹き飛ばされて見える景色は恐ろしくもあり、幻想的でもあります。
ただ、山頂を目前に悔しいですが、ここは仕方ない。
また再挑戦することで折り合いをつけて下山することに。。。
この地点で記念撮影(結構ギリギリの状況w)
※こっからは結構必死だったので小屋まで写真なしですw
しかし、戻るにしても結構な斜度なので注意が必要です。
登ったときのキックステップのトレースを辿って慎重に下ります。
一歩一歩確認して・・・と。
と、ここで先行して降りていたmon君が突然滑落!!!
落ちた瞬間、思わず叫びました(必死で何を叫んだか覚えてない。。。)
幸い、5mほどの地点でピックを打ち込み、
最悪の事態は避けられました。
本人は結構冷静に体制を立て直し、ピックを打ち込んだということでしたが
見てたこっちはそれどころじゃなくかなり焦りました。
※事後、再度考えると、事によっては致命的な滑落になっていた可能性が高い。
日頃の雪上訓練、滑落停止訓練など可能な限りやって、意識しておくことが重要です。
更に、今回はアンザイレンしていなかったのですが、それも必要だと痛感しました。
それらを使いこなす技術の向上も進めていかねば。。。
まぁ、そんな中でも気を取り直して降ります。
変わらず何度も強烈な風をやり過ごしつつですが、
体を持ってかれそうな風の中で耐風姿勢をとりつつ、
(ココでも何度か体が浮いたw)
力を込めるために大声で叫びますが、近くにいるmon君に聞こえなかったみたいw
そんな状況ですが、なんとか小屋まで辿り着きました。 @7:45
mon君は相変わらず足元の調子が良くないみたい。
つーか、むしろその状態であの環境下を歩いてたのかいっ!!
って、心の中でツッコミますwww
mon君、靴紐を結び直して出発。
・・・相変わらずの強風。
風に向かって体を預けないと吹っ飛ばされそうです。。。
更に、この辺からもう雨も結構降ってきています。。。
往路では白岳のトラバースも雪が締まっていたから大丈夫でしたが、
雨のお陰で少し緩みかけてグズグズの状態。
当面雪崩れる感じではなかったものの、早めに通過しなきゃ・・・
と思って少しスピードアップ。
周りはガスで視界は10m前後位かな・・・と。
往路のトレースを辿って。
私が先行していたのですが、ついスピードをあげすぎ、
うっかりmon君と距離が空いてしまいました。
これはいけない。。。と思ったんですが
案の定mon君にも、ホワイトアウト時は距離開けないようにな~って
注意されてまいました。。。orz
・・・ゴ・・・ゴメン・・・。
ともあれ、なんやかんやでテントまで無事到着。@9:30くらい
雨も降ってますが何はともあれ一安心です♪
1時間ほどまたーり休憩しつつ、消費したカロリー分を
改めて補給~♪
荷物も軽くなるしwww
んでその後に雨の中撤収~♪
・・・雪ならまだしも、雨撤収はやっぱり嫌ですね。。。
@10:50
相変わらず稜線沿いは強風ですが、山頂近辺の風に比べればかわいいものw
※多分10~15m/秒くらいかな?
つーか、雨予報だったのに、晴れてきてるし~(笑)
山頂付近もガスが晴れてきたのを見たら、やっぱり悔しくなってきた。

悔し紛れの記念撮影♪
帰路は順調にズンズン進み、@13:00、アルプス平到着~♪
・・・と、アレ??ゴンドラ・・・動いてないね・・・。
そりゃそうですな。あまりの強風でしたから。
リフトもゴンドラも動いてません。
そんな予感もしてましたが~www
というワケで、ここからも歩いて降りること決定(涙)
いつも滑ってたゲレンデを歩いて降りることになるとは予想外。
雪のないゲレンデを歩きつつ、@14:00 駐車場到着~♪
いや~、色々あってスリリングな山行でした~。。。
この後は温泉にはいって、道の駅でカツカレーをかっ喰らい(笑)、
長距離運転で帰るのでした~。 ・・・ネムイ・・・。
私が思うに、中々厳しい山行でしたが、色々経験できました。
後は帰ってからの子供たちの攻撃に耐える体力が・・・(笑)
耐風姿勢でやり過ごせ・・・ないね。。。
※毎度、山にいかせてくれる嫁ちゃんにも感謝です♪
またよろしく(笑)
Posted by 徒然草 at 14:24│Comments(4)
│五竜岳
コメントしてあげてもいいよ~♪
お疲れ様でした!
スリリングな山行でしたね
山頂直下は結構な急斜面だったと記憶しています。
無事生還何よりです~
五竜岳アタックよりゲレンデを歩いて下山する方が
疲れそうですね(笑)
スリリングな山行でしたね
山頂直下は結構な急斜面だったと記憶しています。
無事生還何よりです~
五竜岳アタックよりゲレンデを歩いて下山する方が
疲れそうですね(笑)
Posted by あいパパ at 2016年04月28日 22:23
お疲れさまでした!
強風で大変でしたネ(汗)
体が浮く状況〜よくわかります。冷静に判断して引き返す勇気はお見事です!
今年はのんびりキャンプもご一緒したいですねw
強風で大変でしたネ(汗)
体が浮く状況〜よくわかります。冷静に判断して引き返す勇気はお見事です!
今年はのんびりキャンプもご一緒したいですねw
Posted by Joe mon
at 2016年04月30日 00:50

▼あいパパさん
いや~かなりドキドキな山行でした。
今まで天候が悪いときも多々ありましたが、
ココまで風が強かったのは中々無かったです。。。
まぁ無事に帰ってこれたのでヨシとしますがw
確かにゲレンデ歩く方が精神的にキましたね(笑)
いや~かなりドキドキな山行でした。
今まで天候が悪いときも多々ありましたが、
ココまで風が強かったのは中々無かったです。。。
まぁ無事に帰ってこれたのでヨシとしますがw
確かにゲレンデ歩く方が精神的にキましたね(笑)
Posted by 徒然草
at 2016年05月01日 08:40

▼joemonさん
あの強風は中々味わえないですねw
さすがに山頂まで行きたかったんですが、
諦めました。。。orz
次回はキャンプでお願いしますね~♪
※カヤック付きプランで♪♪
あの強風は中々味わえないですねw
さすがに山頂まで行きたかったんですが、
諦めました。。。orz
次回はキャンプでお願いしますね~♪
※カヤック付きプランで♪♪
Posted by 徒然草
at 2016年05月01日 08:42
