さてさて、今回はいろいろな大人の事情もあり、
mon君に我が家までお迎えに来てもらいます。(@4:00)
そこから、首都高→中央道で長坂ICまで。
冬季は登山口手前に5~6台分の駐車スペースはありますが
到着時(6:40頃)既に埋まっていて、路肩などに停めている車もちらほら。
同様に駐車して準備をします。
なんやかんやでちゃんとパッキングしていなかったので、
少し手間取りましたが、一応ササッとぶち込んで終了w
@7:10スタートです。
ここから先は冬季通行止めになっているので、ゲートを抜けるとすぐに登山口(1,375m)
まだ雪がないので全然フツーに歩けます。
少し行くと天女山に到着~。(@7:30)
※冬季以外はここまで車で来れます。
2~30台分の駐車場があります。
まぁ本来のスタート地点はこの辺りなので、ここまでは準備運動みたいなもの。
また軽く準備運動をしてから駐車場をスタートすると、10分ほどで天の河原に到着です。(@7:45)
ここからは富士山から南アルプスまで一望できます。
朝のさわやかな空気が気持ちいいですねー。
ここからはしばらく樹林帯が続きます。
景観も閉ざされてしまうので、歩くことに集中するオサン2人w
ルート上にすこーしだけ雪も見られるようになりつつ、
噂の急登が顔を出してきます。。。
一応ルート上で急登が終わると思われる前三ツ頭までのCTは約3時間(夏時間で)。
約1時間ほどで急登に差し掛かっているので、残り2時間ほどは登り続ける感じです。
トゥルントゥルンに凍った箇所などもあり、
「コエー!」とか言いながら、半ば笑いながら超えていきますが、
アイゼンを付けたほうがいいかなーということで、2,000mの看板地点で
アイゼン装着♪
久々の感触ですw
でもほんとに、噂に違わぬ急登が続きます。。。
ペース的には比較的ゆっくり目なので、足への負担はそれほどでもないですが、
壁のように立ちはだかる登りw
こんなのがずーっと続いてるわけです。はい。
なかなか面白い感じになってきます♪
雪の急登を登り続けて、9:30くらいにこの看板w
・・・まぁ「見える」だけですがwww
この時点でおよそ2,185m
登山口からは約800m上げてきたことになります。
確かにここからちょっと上がって、前三ツ頭が「見え」ましたw
そして、@10:00で前三ツ頭に到着~♪(2,364m)
中々ハードなルートでしたが、ガツっと登ってやりましたよ!
登山口からの標高差は約1,000mほど。中々のもんでした。。。
そしてここからは一気に視界が開けます。
富士山から南アルプスまでの景観は、先ほどの天の河原よりも高度感あって爽快です。
北岳。。。
甲斐駒に仙丈
で、ルート上、次に目指す三ツ頭も見える。
ちょっと休憩してからのリスタート。
前三ツ頭で風が出ると冷えるかと思って、ジャケットを着ていたんですが
この日は天気が良すぎて、少し歩くと汗が。。。
また途中で脱いじゃいました。
雪の急登をさらに登り、、、
2,580mの三ツ頭到着~♪(@10:50)
ここまでくれば、南八ヶ岳の勇壮な景観が広がります。
そうなんですよー。これが見たかった!!
主峰赤岳、中岳、阿弥陀岳、目指す権現岳。ギボシや、編笠、ぐるっと回って、
北アルプス・中央アルプス・南アルプス・富士山・秩父山塊まで一望できます。
超快晴に恵まれたので、雲一つない状況で堪能できる幸せ。。。w
で、やっぱりここからは少し風が強くなってきたので、ジャケットを再び着込む。
権現岳へ進むために、一度コルへ降りて再度登り。
東側の雪庇に注意しながら高度を上げていきます。
そして振り返ってみる。
三ツ頭からの稜線がきれいに。
そして山頂直下で、左に10mほどトラバースする箇所がありますが、
※天候次第で非常に危険な箇所ですが、天気が良ければ問題ないです。
そこもクリアして、山頂まではもうすぐ♪
山頂の祠を一旦巻いて、開けたところまで!
到着です~~♪(@12:00)
ここからはもうヤバいくらいにかっこいい景色が広がります。
正面に赤岳を見据えて、360度どこを見ても素晴らしい景色。。。
あ~こりゃヤバいわ。。。
しばらく至福のひと時を堪能~~♪
足下には小屋が半分雪に埋まり、厳冬期の雪深さを思わせる。
&エビの尻尾も。
ふと振り返り、権現岳の山頂の岩。
そして少し戻って山頂に!!(2,715m)
標高差1,340m、時間にして約5時間というところでした。
しっかり山頂での時間を堪能した後は、
一旦下りつつ昼食をとれるところを探して降りていきます。
※山頂付近は少し風があったのでパス。。。
三ツ頭とのコルまで戻ってここにしようか、、、と迷いましたが、
三ツ頭に戻って風のないところを探そうということで。
で、少し戻ったとこらあたりで昼飯を~♪
・・・まぁ安定のカレーヌードルですw
なんか、もうコレじゃなきゃいけない風な雰囲気になってきたな、最近w
とはいえ、味も安定。なので問題なし。
でも次からは別メニューも考えよ。。。とこっそり思いを馳せるw
そして食後のコーヒーを。。。と思ったら、車の中にカップを忘れるという始末w
ざっくりブチ込んだので、入れてなかったらしい(涙
※結局、車に戻ったら足元に転がってたw
なので、南アルプスを眺めながらテルモスのカップでコーヒーを。。。
ち・・・ちいさい!!w
ただ、自業自得なので文句も言えず、おいしいコーヒーをすする・・・。
腹ごしらえ後は下るだけ~。
とりあえず意識してなくても足には来ているだろうことも想定して
オサン2人は慎重に降りていきます。(@13:30出発)
ただ、前三ツ頭までは、雪と泥のミックスでぐちゃぐちゃ。。。(T_T)
そして、それ以降も南東側の斜面はかなり日も当たっていたので、雪も腐ってきていて
時折嵌りつつも順調に降りていきます。
登りで苦労しただけに、下りはいいペースで。
苦労して登ったな~。。。なんて思いつつデス。
ただ、この時間から登ってくる人たちもいたりして、
どこかでテン泊だよね?なんて話をしながら。。。
※とはいえ、適当な小屋なんかもないのでビバークになるのかな?
あまり無理なことはされませんように。。。
アイゼン装着した地点を過ぎて、もう少し降りたところでアイゼンを外します。
後は大丈夫かな~、なんて思っていたら、意外とトゥルントゥルンのとこがあったりw、
一度滑ってケツを強打したのは内緒ですwww
それでも、順調に進んでいって天の河原に。(@15:00)
降りてしまうのがもったいないくらい。
それでも順調にすすんで、天女山を経由して登山口到着が@15:25。
無事にけがもなく下山しました~♪
登り:約5時間
下り:約3時間弱 ほどと、中々歩きごたえのあるルートでした。
天候に恵まれれば、また冬季に来たいと思わせてくれるとこですね。
さすがに天候が悪くて景観がないと、急登が心に突き刺さる気がするw
下山後はお約束の温泉。
甲斐大泉駅の近くの温泉施設。(¥820)
まったりしてコーラを飲んだ後は、お疲れ様のmon君の運転にて帰路につくのでした!
私が思うに、ある程度技術は必要だけど、やっぱり人の少ないマイナールートは気持ちよく歩けますね~。
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