・・・相変わらず、雨の音は聞こえてきますね・・・orz
朝食を作りながら、周りの方々に話を聞くと、
下山する方もいたり、登るために様子を見ている方もいて
中々複雑な状況です。
んで、5:00 時点での天気予報では、やはり雨
私も登る準備を済ませて様子を見ます。。。
昨日とほぼ同じ状態・・・(笑
あ、ちなみに、昨日のとは違う写真ですよ(笑
ただ、6:00頃の天気予報を見ると、夕方には曇りマークが!!
というワケで、一旦双六小屋まで行った上で、
雨や雷の心配があれば双六岳・三俣蓮華岳を経て、三俣山荘方面へ。
大丈夫かな・・・と思ったら西鎌尾根の稜線を越えて槍ヶ岳へ。
という感じで行ってみよう!と。
それではスタート!!
@6:05
まずは弓折乗越を目指します。
CTは1:00。
少し歩くと、心なしか雲が流れているみたい。
気づけば、下に鏡平小屋が見えました♪
おぉ~!このまま晴れろ~!!
と願いつつ、歩きます。
弓折乗越到着~♪
@7:00
ここからは双六小屋まで稜線漫歩。
・・・とは行かず、あっという間にまたガスの中ですが(笑
途中の花見平。
キレイな花がたくさん咲いていましたが、雨も降ってたし、そのまま突き進みますw
ちなみに、
今回。
前回。
同じ場所ですが、ぜんぜん違いますね(笑
まぁここはかなり歩きやすいのであっという間に双六小屋。
ただ、この時点で、雨・・・というよりは風が半端じゃないです。
双六小屋のあたりは、ちょうど双六岳と樅沢岳の鞍部になっているので
風の通り道になっています。
テントも2~3張しかなかったし、この天気でココでの幕営はイヤだな~・・・と(笑
昨日はテントが何張か飛ばされてたらしい(笑
とりあえず、小屋で最新の天気予報を仕入れます。
トイレ行ったり、水を補給したりと、20分ほど様子を見ます。
どうしようか迷ってたところ、樅沢岳のほうから一人の男性が降りてきて、
西鎌尾根を歩いてきたという方だったので、状況を聞いてみたら何とかいけそう!!
ただ、風には注意ですよ。と。
てことで、今回は念願の
『槍ヶ岳』に向かって進路をとります♪
では出発~!
@8:20
ただ、樅沢岳への登りは風が半端なかったです。
鞍部の吹き上げ、吹き降ろしの風がいろんな角度で吹いてきます。
マジ、泣きそうでした(爆
@8:50
さてココからは西鎌尾根へ突入。
・・・ホントは槍ヶ岳を見据えながら歩けるルートのはずが・・・(ToT)
でも、ルート上はガレ場あり、お花畑あり、クサリ場ありで
中々面白かったです。
あんまりキツイというほどでもなかったし、天気がよければ気持ちよ~く歩けるルートですね。
※悪天のため写真撮ってません。
・・・天気がよければ・・・ね(笑
かれこれ2時間ほど。
@10:50。千丈乗越到着~♪
少しだけガスも晴れてきたので、北鎌尾根が少し見えました。
さぁここからは槍ヶ岳山荘に向けて、一気に標高を上げます。
ただ、ルートを見上げた感じで既にお腹イパーイ(爆
ちょっとだけ穂先が見え隠れする中、『ガッツリ登るね・・・』と心の中で毒づき、
覚悟を決めてスタートです。
ゆ~っくり登りますが、なんとなく行動食のみで歩いて来たので
少しシャリバテの症状が見え隠れ(笑
登り始めた最初は良かったんですが、上がって行くに連れて
段々息があがってきました・・・。
明日下山する予定の飛騨沢方面。
眺めは少し良くなって来ていたので、まだ救われます。
そして、雷鳥さんとの出会い♪
2羽いたんですが、親子ですかね~。
近くにいても逃げないので、しばらく癒されてました。
さてさて、気を取り直して登りますが、
上に槍ヶ岳山荘が見えるのに中々近づきません。。。(涙
このキツさ、今までのルートの中でもBEST3に入ります(笑
とはいえ、もう進むしかないので、ゆっくりではありますが距離を詰めていき、
@12:00、山荘到着!!
※バッテバテで写真撮る余力も無いです(笑
テント場の余裕が無いかも!?なんて心配から、
即、テント泊の受付を済ませますが、何のことはない。余裕でした♪v(^_^)v
まぁさすがにこの天気でテント泊は少ないか・・・。
その代わり、山荘内はたくさんの人でごった返してました。
そんな中、早く飯を食いたくて、横になりたくて、テントを設営します。
最初に割り当てられた場所【 No.2 】だと、テントがはみ出して設営できず(笑)、
ムリ言って変えていただきました。。。すみません
割り当ては【 No.3 】。
本当はファミリー用の広いスペースだったらしい。。。
今回投入したのはこちら(新幕)!
【マウンテンハードウェア/EV2】
Capacity : 2persons
Interior Height : 1040 mm
Minimum Weight : 2360gm
Packaged Weight : 2660 gm
本来、エクスペディションのテントなので、この時期にはオーバースペックかと
思ったんですが、出発するときに天気も悪かったし、ココのテント場の状況を考えて
少し重量はあるけど、こっちにパッキングしなおしました。
※最初は軽量のスカイライト(2kg)の方をパッキングしてました。
とりあえず設営した後は、昼飯を食って一休み♪
担ぎ上げた読みかけの小説を読みながら時間をすごしますが、
中々ガスが晴れない・・・。
仕方ないので、ガスの中でしたが穂先を目指して登ります!!
@15:00
全然渋滞も無く、さくさく登っていきます。
あっという間に穂先に到着♪
渋滞が無ければ10分かからない程度ですね~。結構登りやすかったし。
やっぱりガレ場は楽しい♪
山頂で撮っていただきました。
北鎌尾根方面。
・・・何も見えません(笑
チラッと見えた槍ヶ岳山荘♪
中々ガスが晴れませんが、、、硫黄尾根チラ見♪
20分くらい山頂で粘ったのですが、全然ガスが流れていかないので
あきらめて下山・・・。
コーシーなんぞ嗜みながら、また読書に耽り、ちょいちょい外の様子を伺う・・・。
そして、17:00頃に外に出てみると・・・
少しだけ晴れ間が覗いていたので、ガスは多かったですが、
ここぞとばかりに、写真を撮ります(笑
おぉ~!常念岳見えそう!!
・・・常念ミ~エ~タ~♪
やっと山が見れました・・・(涙
そして槍の穂先も見えないかとしばらく粘り・・・・・・
遂にその時が!!
くは~・・・かっこえぇ・・・!!
・・・悶絶です・・・。
1~2分でしたが、ガスも晴れて穂先を見ることが出来ました。
山頂からの景色は望めませんでしたが、苦労して来た甲斐がありましたね♪
これで満足したのでテントに戻って疲れた体を休めます。
ただ、この日はもんのすごい強風で、テント場は台風並みの暴風が吹き荒れていました。。。
終始テントが風に煽られて、バタバタとうるさい。。。
そして、今回初使用のテントを投入しましたが、岩に結わえ付けたガイロープが
切れちまいました(2本)www
さすがに飛ばされないように、しっかりペグダウンしてたので
幕体は問題なかったですが、ポールにフックで引っ掛けてあるこのテント。
あまりの強風に、フックが外れまくってます(爆
これくらい風があれば、明日の朝にはガスも全部流されちゃってるかな?
なんて期待もチラホラ(笑
そしたら朝日は穂先で・・・ムフフ・・・。
と都合のいいことを妄想しつつ、飯を食いながら明日の下山コースを確認。
@19:00にはシュラフに入っておやすみなさい・・・・・・でした♪
もう少しつづきます・・・。
私が思うに、こんな天気でも穂先が見れたなんて、日頃の行いが良かったのかしらん♪(笑
▼コースタイムまとめ (所要時間/CT)
鏡平小屋 ~ 弓折乗越 (0:55/1:00)
弓折乗越 ~ 双六小屋 (0:55/1:10)
双六小屋 ~ 樅沢岳 (0:35/0:45)
樅沢岳 ~ 千丈乗越 (2:00/2:40)
千丈乗越 ~ 槍ヶ岳山荘 (1:10/1:30)
合計 (5:35/7:05)
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